北朝鮮製「かつら」に隠された秘密
韓国の聯合ニュースは21日、今年上半期(1~6月)に北朝鮮製のかつらとつけまつげの中国への輸出が急増し、北朝鮮の輸出品目1位に浮上したと報じた。 聯合が中国税関総署の資料に基づいて伝えたところによると、上半期の北朝鮮製かつら・つけまつげの中国への輸出額は7636万7516ドル(約107億円)で、前年同期に比べ188倍に増加したという。これは上半期の北朝鮮の対中輸出額(1億3500万ドル)の56.6%を占める数字だ。 北朝鮮は元来、石炭や鉄鉱石、水産物などを中国への主力輸出品目 ...
「ジャガイモ食べ続けてオナラ連発」 北朝鮮農村の切ない笑い話と飢餓の現実
北朝鮮の農村では、ジャガイモの収穫が本格的に始まった。飢餓の不安が和らいだ一方で、単調な食事への不満もくすぶっている。平安南道のデイリーNK内部情報筋が伝えた。 道内の農村部では、農民たちは空腹をしのげるようになったことに安堵する一方で、「またジャガイモか」とこぼす声も少なくない。 (参考記事:北朝鮮国民も泣き崩れた「最貧母娘」の悲惨な生活実態) 情報筋は、「それもそのはずで、ジャガイモご飯にジャガイモスープ、ジャガイモのおかずまで、1日3食ジャガイモづくしという日も多い。子 ...
北朝鮮で女性兵士の「爆炎死」が相次ぐ…金正恩政権は警報を無視
北朝鮮全域が記録的な猛暑、韓国語でいう「爆炎(ポギョム)」に見舞われ、建設現場や農村で動員された朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の女性兵士や住民が相次いで倒れ、死亡する事故が続発している。 だが金正恩政権は工期遵守を最優先し、当局の警報を無視して強制労働を強行。栄養状態が悪化する住民や女性兵士が“爆炎死”の犠牲者となっている。 (参考記事:大雨に猛暑で深刻な北朝鮮のジャガイモ不作、収穫放棄地も) 7月初旬、平安南道(ピョンアンナムド)平城(ピョンソン)市の建設現場では、スコップ作業をし ...
「家族全員が一瞬で破滅」北朝鮮当局、韓流視聴の民家を急襲
北朝鮮当局が韓国の映像作品の視聴および流布を「国家に対する敵対行為」とみなし、厳しい処罰を続けている。最近、咸鏡北道会寧(フェリョン)市では、韓国の映像を視聴・流布した20代の女性たちが重刑を言い渡され、家族も強制追放されたと伝えられている。 24日、デイリーNKの咸鏡北道の情報筋によると、会寧市に住むAさんは、友人Bさんから借りたSDカードに保存されていた韓国のドラマやバラエティ番組を視聴し、K-POPを聴いていたところ、国家保衛部の取り締まりに摘発された。 今月15日未明 ...
北朝鮮、海軍司令官ら10人粛清…艦艇座礁「隠蔽」発覚で
北朝鮮当局が最近、艦艇の座礁事故を隠蔽したとして、艦隊司令官など海軍関係者10人余りを粛清したと、韓国紙・朝鮮日報系のTV朝鮮が12日に報じた。 ここで言われている座礁した艦艇とは、先月21日に進水に失敗した新型駆逐艦とは別のものだ。 TV朝鮮が韓国政府筋の情報として報じたところでは、これより1カ月前の4月にも艦艇座礁事故があったという。 政府当局の関係者はTV朝鮮に対し、「海上作戦中だった艦艇1隻が沈んだが、これを上部に報告せずに隠蔽しようとする試みがあった」と伝えました。 ...
金正恩死亡説が拡散…「脳出血で意識不明」「フランス医師が手術」その真偽は
韓国の外交、証券街関係者の間で最近、北朝鮮の金正恩総書記の「死亡説」が流れ、情報当局が否定に追われる出来事があった。 韓国の報道を総合すると、死亡説は27日に拡散され、その内容は「金正恩氏が江原道の元山(ウォンサン)で現地指導中に意識不明に陥った」などというもの。 さらにSNS上では、次のようなタイトルの文章が拡散されたという。 「CNN速報 金正恩氏が元山から平壌の専門病院に移送された」、 「脳出血で10日以上意識不明、回復は不可能」 「フランスの医師による手術を受けたが亡 ...
「感謝する理由ない」北朝鮮の児童が金正恩称賛に反発…教師も両親も驚愕
毎年のように深刻な自然災害に襲われる北朝鮮では、昨年7月、中国との国境を流れる鴨緑江が大雨で氾濫した。この氾濫により、北朝鮮の公式発表でも死者は1500人、家を失った者は1万5000人に達した。実際の死者や被災者の数はこれをはるかに上回ると見られている。 鴨緑江から遠く離れた平安南道(ピョンアンナムド)安州(アンジュ)では被害の有無は不明であるが、市内の小学校では、災害復興に尽力した金正恩総書記の「偉大さ」を讃える教育が行われている。しかし、子どもたちの反応は意外なものであっ ...
「中国離れ」「ロシア接近」の代償 北朝鮮経済が直面する崩壊リスク
北朝鮮の非公式経済(市場経済)の要衝と言えば、北東部の清津(チョンジン)と首都・平壌郊外の平城(ピョンソン)である。前者は全国最大と言われる巨大市場を擁し、後者は国内外から集まった物資を大消費地の平壌や全国各地に送り出す機能を果たしている。 平城市場に次ぐ規模を誇る玉田(オクチョン)市場は、独特の流通ネットワークを形成していることで知られるが、韓国のサンドタイムズによると、この機能が今年3月初旬から麻痺状態に陥っているという。 国境経済が機能停止 北朝鮮全域の価格基準を定めて ...
北朝鮮が「刑務所」を大幅増強…犯罪率上昇で統制強化
北朝鮮の拘禁施設は大別して「教化所」と「管理所」に分類される。教化所には、刑法に違反したあらゆる犯罪者が収容される。一方、管理所は政治犯専用の収容所だ。これ以外にも、比較的軽い罪(懲役2年未満)を犯した者が収容される「鍛錬隊」という施設もある。 最近、4カ所の教化所が増築され、教化所と思われる新たな拘禁施設1カ所の建設が進んでいる様子が、衛星写真を通じて確認された。これは、北朝鮮当局による住民への統制強化と、それに伴う収容者の増加を示すものと思われる。韓国のサンドタイムズが報 ...
「ロシア派兵」で利権が膨れ上がる北朝鮮軍の腐敗堕落
北朝鮮では毎年4月に朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の招募(徴兵、入隊)が行われる。人気のある配属先といえば、かつては国境警備隊だった。密輸や脱北の手助けをして収入が得られ、それなりに豊かな生活ができたからだ。 今年、人気を集めているのは情報(IT)部隊だ。息子をそこに配属させるべく、親たちの黒いカネが飛び交う事態となっている。軍のデイリーNK内部情報筋が伝えた。 朝鮮人民軍は、兵力としてのIT分野を強化するため、一部の機械化師団に「情報兵独立分隊」を設置した。所属する兵士は個室を与え ...
北朝鮮国民が寄ってたかって盗み出す「金正恩の金塊」
北朝鮮には、平安北道(ピョンアンブクト)の雲山(ウンサン)、平安南道(ピョンアンナムド)の檜倉(フェチャン)、黄海北道(ファンヘブクト)の延山(ヨンサン)などに金鉱が存在する。 採掘された金は製錬所で金塊にされて、朝鮮労働党の秘密資金になる。民間人の金の採掘、所有、売買は厳しく禁じられており、違反すれば処刑されるほど重罪扱いだ。しかし、儲け話の少ない国で、金に手を出す人が後を絶たない。 最近では、精錬法を習得して金塊を作る人も現れた。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA) ...
「陸の孤島に追放」も…北朝鮮、テレビ検閲で死屍累々
北朝鮮の地方で視聴可能なテレビは、国営の朝鮮中央テレビ1チャンネルだけだ。だが、チャンネルを回すと様々な電波がキャッチできる。 中国との国境に接する地域、特に北東部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)では、中国の延辺テレビや、琿春、図們などのテレビ局の朝鮮語チャンネルが映る。両江道(リャンガンド)では、朝鮮語で放送する長白テレビが受信できる。それ以外の国境地域では、中国語で放送する数十チャンネルの受信が可能だ。 一方、韓国との軍事境界線に接する黄海南道(ファンヘナムド)、江原道(カ ...
北朝鮮の新設工場が壊滅…金正恩「電力不足」理解せず
想定外にも程がある。金正恩総書記が鳴り物入りで立ち上げた「地方発展20×10」政策。首都・平壌とは比べ物にならないほど立ち遅れた、地方の経済に投資し、バランスの取れた発展を目指すというもので、これに基づいた工場が次々に完成している。 国営メディアは盛んに喧伝しているが、現場の幹部から政策の存在意義に疑問を呈す声が上がるほど、うまく行っていない。建設された工場がいずれも正常に稼働できていないと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じている。 国営の朝鮮中央テレビは、両 ...
「誰も信じられない」近隣住民どうしがスパイ…北朝鮮の監視社会
徹底した監視社会の北朝鮮では、すべての企業、組織、そして町内にも保衛部(秘密警察)の情報員(スパイ)がいる。人びとの動向を監視し、なにかあれば保衛部に報告する。そのためにはもちろん、スパイとしての正体を隠さなければならない。 一向に解消しない食糧難と経済的苦境により、北朝鮮国内には不満が渦巻いている。当局は、国民に対する監視を強化したが、その不満が、正体がバレてしまった情報員にぶつけられる事態となっている。平安北道(ピョンアンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。 玄関扉 ...
北朝鮮の新型スマホに「恋人同士の会話を邪魔する機能」
北朝鮮の携帯電話の回線は、2022年の時点で700万に達したと見られている。スマートフォンを使っている人も少なくなく、両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋によれば「青松(チョンソン)222」「青松234」「三台星(サムテソン)8」の3機種が若者の間で人気だという。 それぞれ価格は3800元(約8万1700円)、5000元(約10万7500円)、6800元(約14万6200円)と目が飛び出るほど高価だ。一般的な労働者の月給が5万北朝鮮ウォン(約350円)に過ぎない庶民 ...
北朝鮮、ロシア戦死者遺族にタワマン贈与…親たちは「そんなもの要らない」
韓国の情報機関、国家情報院は13日、ウクライナの前線に派遣された北朝鮮の兵士のうち、死者が300人、負傷者が2700人に達したものと推計していると明らかにした。 北朝鮮当局は、戦死者の遺族にどのような対応をしているのか。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、明澗(ミョンガン)に住む夫婦のもとに朝鮮労働党明澗郡委員会(郡党)の責任書記(地域のトップ)がやって来て、このように告げた。 「急いで平壌に来て欲しい」 情報筋 ...
