韓国紙・朝鮮日報によれば、ソウルに駐在する邱国洪・中国大使は先月28日に行われたフォーラムで、「米国が韓国本土に中国向けの戦略兵器を配備した場合、いかなる悪い結果がもたらされるか、皆さんも想像できるはずだ」と発言したという。 韓国の識者らが恐れる本物の「国難」が、いよいよ幕を上げつつある。 米韓同盟は動揺 同紙はこの発言について、「韓国が米国の中距離ミサイル配備に応じた場合、『高高度防衛ミサイル(THAAD)』問題以上の報復を受ける可能性が高いので注意せよ」という意味の警告と ...

中国からベトナム経由で韓国に向かおうとしていた脱北者11人が、ベトナムで逮捕され、強制送還の危機に瀕している。 米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)は、韓国の脱北者支援団体、北韓正義連帯のチョン・ペドロ代表の話として、中国からベトナムのランソン省に入った脱北者11人が、ベトナムの国境警備隊に逮捕されたと伝えた。 その内訳は、10代のコチェビ、20代男性2人、20代から50代までの女性8人の合わせて11人だ。先月21日にブローカーと共に中国からベトナムに入ったものの、逮捕 ...

【平壌11月30日発朝鮮中央通信】朝鮮で、水産資源を保護、増殖するための事業が積極的に行われている中、定着性魚であるカレイの稚魚を東・西海沿岸に大々的に放流している。 水産省では、水産研究院の研究者たちと協同して自力で培養場を設け、数種のカレイの稚魚の人工繁殖に成功した。 成魚の人工性成熟促進問題と単細胞藻類、ワムシ、エビの幼生などで稚魚の初期餌(えさ)、配合餌を解決して生存率を高める問題などを朝鮮式に解決した。 このようにして、カレイを大々的に放流できる突破口を開いた。 昨 ...

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は今年9月29日、1面に「電気の節約こそ、電気の生産である」という記事を掲載した。 記事はまず「塵も積もれば山となると、すべての単位、すべての家庭で電気節約闘争を力強く繰り広げ、1ワットの電気も節約すれば、厳しい電力問題を解決するのに、大きな助けになるだろう」という金正恩党委員長の言葉を紹介し、「10%節約することは、10%生産することより経済的効果が大きい」と説いている。 また、「新たな火力発電所を建設し、石炭を生産、保障する炭鉱と鉄道を開 ...

国際社会の制裁で深刻な外貨不足に陥っている北朝鮮。燃料がないために電力はまともに供給されず、肥料不足などの影響で農業は凶作となっている。 そんな中でも、より美しくなりたいという女性からの需要と、なんとか収入を確保したという医師の供給がマッチして、整形手術が流行している。そして、医療事故が多発したことを受けて当局は医師の処罰に乗り出したが、それを見守る国民の目は冷たい。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、清津(チョ ...

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は25日、金正恩党委員長が朝鮮人民軍(北朝鮮軍)第5492軍部隊管下女性中隊を視察した。同中隊は、韓国との軍事境界線に近い前線に駐屯している。 同通信によれば、金正恩氏の祖父である金日成主席と父・金正恩総書記は生前、この中隊の女性兵士たちを特に気にかけていたという。 そのような経緯もあり、金正恩氏は「教育室で教育手段と文化娯楽器具の利用実態について調べ、こじんまりと整えられた寝室、食堂、洗面・浴場で何の不便もなく暮らす女性兵士たちの生活ぶりを見て喜びを ...

開発費に8兆ウォン(約7400億円)以上が投入される韓国の次期戦闘機(KF-X)事業に暗雲が立ち込めていると、韓国メディアが報じている。 2016年1月に開始され、昨年6月に基本設計が完了したKF-Xは、ハードウェアとソフトウェアの詳細設計を完了して部品製作が進行中とされる。試作1号機は2022年上半期の初飛行が目標で、2026年までに開発完了の予定となっている。 だが、果たして計画が予定通りに進むかは、きわめて怪しい。韓国紙・世界日報によれば、「KF-Xに装着する空対空、空 ...

【平壌11月27日発朝鮮中央通信】世界各地の珍しい動物が棲む朝鮮の中央動物園(平壌市)で今年、40余種の動物が200余匹の子を産んだ。 最高指導者金正恩党委員長がチュチェ103(2014)年1月に送ったオウムが産んだ卵からひながかえった。 去る9月、繁殖巣から出たひなは現在、身長約40センチ、体重は400グラムほど。 このオウムは他のオウムより利口であり、人によくなつく。 昨年に続いて今年の1月に卵からかえった2羽のフムボルトペンギンのひなは現在、よく育っている。 ひなペンギ ...

高層ビルが立ち並ぶ北朝鮮の首都・平壌。市民の生活レベルは、北朝鮮のどの地域より高く、中進国の水準にあるとも言われている。他の地域では崩壊状態にある配給システムも、平壌ではなお、どうにか稼働していると言われてきた。 ところが、最近になってその平壌でも、配給が途絶えがちだとされる。 平壌のデイリーNK内部情報筋が伝えたところによると、最近の配給内容と言えば、先月にトウモロコシ8割と、ベトナムが今年6月に援助物資として送ったものと思われる、インディカ米2割を混ぜたものが15日分出た ...

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は25日、金正恩党委員長が西部前線の昌麟島(チャンリンド)防御隊を視察したと伝えた。金正恩氏は「戦闘当直勤務中の沿岸砲中隊第2砲に目標を定めてやり、一度射撃してみろ」と指示。これを受け、同中隊は沿岸砲を発射したという。 同通信は視察の日時を明らかにしていないが、韓国軍の観測によれば、沿岸砲の射撃は23日に行われた。 これを受け、韓国国防省は「9・19軍事合意に違反する」と強く反発した。 「日韓決裂」のタイミングで 北朝鮮と韓国は、昨年9月の軍事合意で、 ...

北朝鮮は非常に道路事情が悪い上に、ドライバーの運転マナーもいいとは言えず、各地では凄惨な交通事故が多発している。 昨年11月、平壌郊外の上次(サンチャ)峠では、母親の還暦祝いに向かっていた一家12人の乗った三輪バイクが崖から転落、5人が死亡するする事故が起きている。 (参考記事:母親思いの一家を飲み込んだ「魔の道路」…数百人死傷も) 「死刑に」vs「理不尽だ」 そんな状況に業を煮やした金正恩党委員長は、交通ルールを厳守せよとの指示を出しているとされるが、一向に交通事故が減る気 ...

23日、名古屋で会談した日韓外相は来月末に中国で開かれる日中韓首脳会議を機に、昨年9月以来となる日韓首脳会談の実現に向け調整することで一致した。 史上最悪と言われる日韓関係を解きほぐす上で、両国首脳のリーダーシップは不可欠であり、これはきわめて重要な機会と言える。 米国の「最後の脅し」 とはいえ、ハッキリ言って「期待」より「不安」が勝るのが、正直なところだ。重要な機会であるだけに、その場で「爆弾」がさく裂しようものなら、文字通り取り返しのつかない事態となる。 そうでなくとも両 ...

北朝鮮が、1988年のソウル五輪に対抗するため、翌年に開催した世界青年学生祝典。それを記念して作られたのが、首都平壌の南の郊外にある統一通りだ。5キロに渡り、数万世帯のマンションが立ち並ぶこの通りに、新たに豪華百貨店が建設されていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。 RFAの取材に協力した平壌の幹部によると、この百貨店は、朝鮮労働党が音頭を取って、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の7総局が建設を請け負っている。建設費を投資したのは、柳京経済交流社だ。 柳京経済交流 ...

韓国政府は22日、日本政府に対し、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効を当面回避すると通告した。韓国政府は8月、同協定の破棄を決定。失効の期限(23日午前0時)直前に撤回した形だ。 韓国の文在寅大統領は直前まで、輸出規制強化措置を取った日本の姿勢に変化がなければ、破棄の撤回はできないと強気の姿勢を示していた。それが急転直下の撤回となった理由が、米国からの強烈な圧力であったのは明白だ。 ロイター通信によれば、米国防総省のホフマン報道官は21日の声明で、韓国が在韓米軍の ...

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は20日、韓国政府による日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄をめぐる米国の姿勢を非難する論評を配信した。 韓国政府が破棄の決定を撤回しなければ、GSOMIAは23日午前0時をもって失効となる。文在寅大統領はGSOMIA破棄について「日本が原因を提供した」と述べ、日本政府による輸出規制強化措置が撤回されない以上、破棄の撤回もないとの立場を維持している。 大国の間で翻弄 しかし、日本側はGSOMIAの失効に何ら痛痒を感じておらず、歩み寄りは難しいの ...

朝日新聞は19日、「米国がロシアとの中距離核戦力(INF)全廃条約から離脱したことを受け、中国が8月、米国の新たな中距離ミサイルを配備しないよう日韓に警告していたことがわかった」と伝えた。 同紙によれば、日中韓が8月に北京で外相会談を行った際、中国の王毅外相は河野太郎外相(当時)との2国間会談で、「日本に米国の中距離ミサイルが配備されれば、日中関係に重大な影響を及ぼす」と発言。中韓外相会談でも、韓国の康京和(カンギョンファ)外相に同趣旨の発言をしたという。 米国が迫る「踏み絵 ...

韓国紙・朝鮮日報は21日、韓国政府が米国の要求する防衛費分担金の大幅増額に応じない場合、「トランプ政権は在韓米軍の一個旅団を撤収する方向で検討を行っていることが19日(現地時間)までに分かった」と伝えた。 衝撃的な情報である。米国は米韓防衛費分担金特別協定(SMA)に向けた交渉で従来の5倍に相当する50億ドル(約5400億円)の負担を韓国に求めているが、これに韓国は強く反発している。 米議会は、現在2万8500人規模の在韓米軍を2万2000人以下に削減することを禁じている。し ...

北朝鮮当局は最近、青少年の朝鮮労働党への忠誠心の弱わまりに悩みを募らせているとされる。1990年代の後半以降に生まれた青少年は、市場経済と資本主義の文化に染り、当局の統制と思想教育への拒否感を強めているからだ。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)のある住民は米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に対し、次のように語っている。 「今年に入り清津(チョンジン)市の水南(スナム)区域で発生した保安員(警察官)殺害事件と新岩(シナム)区域で起きた集団乱闘、青岩(チョンアム)区域の金正淑 ...

米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)は韓国語版ウェブサイトで18日、米国の元高官や軍人、専門家20人を対象にアンケート調査をした結果、19人が韓国政府による日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を批判したと伝えた。 GSOMIAは韓国政府が破棄の決定を撤回しない限り、22日いっぱいで終了となる。米国政府は韓国政府の説得に全力を傾けているが、文在寅政権は日本側の輸出規制強化措置の撤回が先行すべきとの立場を変えていない。一方、日本政府がこれに応じる兆候はなく、GSO ...

北朝鮮国内で、金正恩党委員長を嘲弄する「落書き事件」が頻発しているという。 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が中国を訪問した平安南道(ピョンアンナムド)の住民の話として伝えたところでは、「わが国の体制や朝鮮労働党を非難する落書き事件が多くの地域で継続的に発生している。先月末、中国との国境地帯の公共施設で金正恩を露骨に非難する落書きが発見され、保衛部(秘密警察)などの司法機関が大騒ぎになる事件があった」という。 この住民によれば「しかし保衛部は落書き事件の犯人を逮捕す ...

【平壌11月17日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは17日、次のような談話を発表した。 14日、第74回国連総会第3委員会で反朝鮮「人権決議」なるものが強圧採択された。 われわれはこれを、われわれを標的と明白に定めてわが制度を強盗的に抹殺しようとする敵対勢力の無分別な政治的挑発行為としてしゅん烈に断罪、糾弾する。 国連の看板を盗用した今回の「決議」採択劇は、国連なるものが米国が手を上げろと言えば上げ、下ろせと言えば下ろすカカシに完全に転落したことを赤裸々に示している ...

日本では原則として刑事犯罪の捜査権は警察、起訴権は検察にある。このような制度は、世界共通のものではない。韓国では、検察が捜査権と起訴権を握っており、警察は検察から捜査の指示を受ける補助的機関に過ぎない。文在寅政権は、権力集中による弊害を解消するために検察改革を断行しようとしているが、激しい抵抗に遭っていることは周知のとおりだ。 ならば北朝鮮の検察はどうだろうか。北朝鮮の憲法156条は検察を「国家機関、企業所、社会協同団体および公民が国家の法を正確に守っているかを監視する国家機 ...

ロシア沿海州の都市、ウラジオストック。ヨーロッパ風の町並みに魅了され昨年訪れた外国人観光客の数は、過去最高の65万人に達した。その内訳は、中国人が37万人、韓国人が22万人。日本人は2万人だが、急増が伝えられている。 一方、ウラジオストクには出稼ぎにやって来た外国人も少なくない。旧ソ連のウズベキスタン人、タジキスタン人と並んで目立つのが北朝鮮人だ。北朝鮮人の雇用を禁じた国連安全保障理事会の制裁決議の影響を受け、減少したと伝えられているが、市内では今でも北朝鮮人の姿が見られると ...

韓国の聯合ニュースによれば、青瓦台(大統領府)のコ・ミンジョン報道官は15日に出演したラジオ番組で、失効期限が迫る韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について「日本の態度に変化がない限り韓国政府もGSOMIA終了の決定を覆すのは難しい」との立場を明らかにしたという。 韓国の文在寅政権は、日本が韓国への輸出規制強化措置を取ったことへの報復として、GSOMIAの終了――つまりは破棄を決定した。ところが、北朝鮮だけでなく中国やロシアへの対抗上、日韓にも増してGSOMIAを重要視 ...

北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)のマイケル・カービー元委員長は14日までに、韓国政府が北朝鮮の漁船員2人を北に強制送還したことについて、「憲法的、法律的、行政的な制限があるはずだ」との見解を、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対して述べた。 韓国政府は7日、亡命意思を示していた北朝鮮の20代男性2人を、漁船上で同僚16人を殺害した疑いがあるとの理由で板門店(パンムンジョム)から追放し、北朝鮮側に引き渡した。しかし、殺害の容疑は客観的な捜査で立証され ...

韓国政府は7日、北朝鮮の20代男性2人を、南北の軍事境界線にある板門店(パンムンジョム)を通じて北朝鮮に追放した。2人は韓国に亡命する意思を示していたにも関わらず、強制送還したのだ。韓国が脱北者を強制送還したのは、これが初めてのケースだ。 統一省はその理由について、2人は乗務していたイカ釣り漁船の船上で同僚16人を殺害したと見られており、「重大な犯罪であり、韓国の国民の生命や安全の脅威となる。凶悪犯罪者として、国際法上の難民としても認められないと判断した」と説明している。 し ...

この夏、韓国の大型書店で軒並みベストセラーを記録した書籍『反日種族主義』の邦訳本が、もうすぐ日本で発売される。 李栄薫(イ・ヨンフン)元ソウル大学教授ら6人の研究者が執筆した同書は植民地統治下の朝鮮半島で「日本による土地やコメの収奪はなかった」「従軍慰安婦の強制連行はなかった」などと主張し、韓国で大いに物議を醸した。 韓国の左派からは同書に対し、「日本の公式見解をそのまま引き写したものだ」などという批判が浴びせられたが、一読してみれば、それがまったく的外れであることがわかる。 ...

北朝鮮では徴兵制、すなわち「兵役義務」が課せられている。その期間は、世界的に長いと言われるイスラエルの3年を大幅に上回り世界最長の10年。それですら、一時期の13年よりは短くなったものだ。 兵役期間中に自宅に戻ることは難しく、連絡を取ることも容易ではない。長い兵役を終えて自宅に戻ったら、両親が亡くなっていたという悲劇的な出来事も起きる。 (参考記事:北朝鮮で注目「赤い自転車の女」殺人事件の顛末) そんな中で、北部両江道(リャンガンド)出身の20代の兵士は恵まれた環境にあったと ...

韓国政府は7日午後、北朝鮮の20代男性2人を、南北の軍事境界線にある板門店(パンムンジョム)を通じて北朝鮮に追放した。 追放後に韓国統一省が発表したところによれば、2人は今月2日に日本海上で拿捕(だほ)した北朝鮮のイカ釣り漁船の船員で、船内で16人の乗組員を殺害し、逃亡していたものとみられるという。韓国政府が5日、北朝鮮側に2人の追放の意思を伝えたところ、6日に北朝鮮側から引き取るとの返事があったという。 2人は韓国に亡命する意思を示していたとされ、追放は事実上の強制送還に当 ...

国際社会の制裁に加え、相次ぐ自然災害に苦しめられている北朝鮮。国連世界食糧計画(WFP)の報告書によると、今年の小麦、ジャガイモ、トウモロコシ、コメなどの作物の収穫量は平均以下だった。朝鮮人民軍(北朝鮮軍)は、食糧を確保するために、各地の協同農場に部隊を展開している。 平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋は、「道内の肅川(スクチョン)郡の協同農場には農民より兵隊の数の方が多い」状況だと伝えた。兵士たちは、農場の脱穀場や倉庫で監視に当たっており、稲刈りの現場に出 ...