北朝鮮、海軍司令官ら10人粛清…艦艇座礁「隠蔽」発覚で
北朝鮮当局が最近、艦艇の座礁事故を隠蔽したとして、艦隊司令官など海軍関係者10人余りを粛清したと、韓国紙・朝鮮日報系のTV朝鮮が12日に報じた。 ここで言われている座礁した艦艇とは、先月21日に進水に失敗した新型駆逐艦とは別のものだ。 TV朝鮮が韓国政府筋の情報として報じたところでは、これより1カ月前の4月にも艦艇座礁事故があったという。 政府当局の関係者はTV朝鮮に対し、「海上作戦中だった艦艇1隻が沈んだが、これを上部に報告せずに隠蔽しようとする試みがあった」と伝えました。 ...
北朝鮮、ロシア戦死者遺族にタワマン贈与…親たちは「そんなもの要らない」
韓国の情報機関、国家情報院は13日、ウクライナの前線に派遣された北朝鮮の兵士のうち、死者が300人、負傷者が2700人に達したものと推計していると明らかにした。 北朝鮮当局は、戦死者の遺族にどのような対応をしているのか。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、明澗(ミョンガン)に住む夫婦のもとに朝鮮労働党明澗郡委員会(郡党)の責任書記(地域のトップ)がやって来て、このように告げた。 「急いで平壌に来て欲しい」 情報筋 ...
「恐怖に震え自信喪失」北朝鮮のロシア派兵部隊、深刻な実態
北朝鮮は昨秋、1万2000人規模の兵力をロシアに送り、西部クルスク州などでウクライナ軍との戦闘に加わった。すでに多くの犠牲を出しており、ウクライナのゼレンスキー大統領は4日の演説で、死傷者は派遣兵力の3分の1に及ぶと明らかにした。 そんな前線で戦う兵士の士気低下は非常に深刻なようだ。 平壌のデイリーNK内部情報筋は、兵士たちの現状を次のように伝えた。 激しく動揺 「ロシアに派遣した兵士たちが死への恐怖でひどく萎縮しており、文化など様々な面でも適応できず、思想的にも変化する兆候 ...
内臓がはみ出し…北朝鮮「女子アナ」ショック死の衝撃場面
脱北者の減少傾向が続いている。韓国統一省によれば、今年上半期に韓国に入国した脱北者は105人で、昨年と概ね同じ水準だった。 韓国に入国した脱北者数は2003~2011年、年間に2000~3000人の水準だったが、金正恩政権が本格始動した2012年以降は年間平均1300人台に減った。さらに、コロナパンデミックを受けて各国が国境を封鎖し、2021年と2022年の入国者数はそれぞれ63人、67人だった。昨年は196人が韓国に入国した。 脱北者がもたらす情報は、北朝鮮の現状を把握する ...
【写真】敵よりロシア軍を「火の海」にする北朝鮮のトンデモ兵器
ウクライナ侵略の片棒をかついでいる北朝鮮はロシアに対し、自国で最大級の自走砲システムを供給していると見られている。 シベリア中部の都市クラスノヤルスクで撮影され、SNSで拡散された写真には、平台型貨車に載せられた北朝鮮製170mm自走砲「M1989」2両が収められている。ちなみに、一部報道で同自走砲の名称が「コクサン(谷山)」と伝えられているのは誤りで、正しくは「チュチェ(主体)」という。コクサンとは、これより旧式の「M1978」の名前だ。 (参考記事:「北朝鮮の砲弾でむしろ ...
北朝鮮の女子大生200人が堕とされた「鬼畜行為」
北朝鮮の平壌で4年ほど前、200人もの女子大生を売春させていた組織が摘発され、首謀者らが公開処刑さる事件があった。 北朝鮮で売春は違法だ。刑法249条「売淫罪」では「売淫行為を行った者は1年以下の労働鍛錬刑に処す。前項の罪状が重い者には5年以下の労働教化刑に処す」とされている。 これは、1990年代後半の大飢饉「苦難の行軍」のころ、生きていくために売春を行う女性が増えたことに対処するために、2004年の法改正のときに新設されたものだが、その後も売春の摘発事例は枚挙に暇がない。 ...
「暴力団と手を組んだ」北朝鮮のIT組織。東京の高級クラブで飲み歩く「新たな顔ぶれ」の正体は…
ある在日韓国人の会社経営者は、たまに通っている東京都内の高級クラブで、以前とはちょっと違う「顔ぶれ」を見かけることが増えたという。 「数人から10人以上のグループで、年齢は比較的若く、20代から40代後半ぐらい。非常に羽振りが良いのだが、歌舞伎町にいるような特殊詐欺ほど悪い雰囲気はない。特徴は外国人と日本人の混成である点だが、かといって外資や国内の大企業社員風でもない」 警察庁が注意喚起 この経営者が、後にこの繁華街の事情通から聞いて知ったのは、彼らはオンライン賭博を運営する ...
「北朝鮮の砲弾でむしろ壊滅的な結果も」ロシア軍、専門家が予想していた
米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は先月27日、北朝鮮がロシアに提供した砲弾の半分以上が性能不良だと報じた。 RFAは、ウクライナ国防省情報総局(GUR)のヴァディム・スキビツィキー副局長の現地メディアとのインタビューに基づき、「ロシアが不足している兵器生産問題を解決するために北朝鮮の支援を受けたが、望んだ結果を得られずにいる」と伝えた。 同副局長はまた、ロシアはすでに北朝鮮から150万発の弾薬を輸入したが、それらは1970~80年代に作られたもので、半分以上が作動し ...
「韓国の言葉遣いをしたら公開処刑」恐るべき北朝鮮新法…日本語も対象
北朝鮮で、今年1月の最高人民会議(国会に相当)第14期第8回会議で採択された「平壌文化語保護法」。北朝鮮の標準語である「文化語」を守るとの名目で、韓国式の言葉遣いを厳しく取り締まるものだ。 デイリーNKは最近、この「平壌文化語保護法」の全文を入手した。2020年に成立した「反動思想文化排撃法」と合わせて、ドラマ、映画などの韓流コンテンツの流入に危機感を覚えた北朝鮮が、その排除にやっきになっていることがうかがい知れるものだ。(参考記事:北朝鮮「韓流コンテンツを流通させたら死刑」 ...
「核戦力、先制使用できる」北朝鮮メディアが論評
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は17日、前日に行われた大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射は、必要なら核兵器を「先制的に使用できる」ことを示唆するものだとする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。 「爆発前夜に至った朝鮮半島情勢の根源を論ず」と題された論評は、朝鮮半島とその周辺における米国と日韓による防衛力強化の動向を列挙しながら、「米国がかいらいと結託して繰り広げている全ての軍事演習は、われわれとの全面戦争を想定した挑発的な北侵実動演習、核予備戦争」であると指摘した。 続 ...
松涛園国際少年団キャンプ場で第1期冬季キャンプ始まる
【元山1月9日発朝鮮中央通信】松涛園国際少年団キャンプ場(江原道)で、児童・生徒の第1期冬季キャンプが始まった。 キャンプの期間、児童・生徒は馬息嶺スキー場でスキー、スケート、そり乗りなどで楽しい日々を過ごす。 冬季キャンプ開始の集いが、9日に行われた。---
児童・生徒の迎春公演が連日行われる
【平壌1月8日発朝鮮中央通信】児童・生徒のチュチェ109(2020)年の迎春公演「白頭山の祝福を抱いて正月の雪よ降れ」が、平壌の万景台学生少年宮殿で連日行われている。 公演の舞台には、民謡独唱、ナレーション詩、女子重唱、民謡斉唱などの演目が上がった。 出演者は、次代の明るい将来のために愛の道、献身の道を限りなく歩み続けた金日成主席と金正日総書記への懐かしさの念を感銘深く披露した。 全国の子どもを温かく見守ってくれる最高指導者金正恩党委員長が居て、わが祖国の明るい未来を確信する ...
金才龍総理がチョンリマ製鋼連合企業所を視察
【平壌1月7日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員である金才龍内閣総理(朝鮮労働党政治局委員)が、チョンリマ製鋼連合企業所を視察した。 金才龍総理は、鋼鉄職場を見て回りながら新年の初の溶鉄を生産した労働者たちの勤労の闘いを鼓舞し、設備の稼働状態と生産実態を具体的に調べた。 現地で行われた協議会では、活動家が朝鮮労働党中央委員会12月総会の基本思想、基本精神を心に刻み付けて実際的な生産的高揚で国の経済成長に寄与するという覚悟を持つことが強調され、関連単位が鉄鋼材 ...
リ・ソンオクさんに100歳の祝い膳
【新義州1月6日発朝鮮中央通信】新年を迎えて100歳の誕生日を迎えた平安北道新義州市仙上洞在住のリ・ソンオクさんが恩情のこもった誕生日の祝い膳をもらった。 夢のような幸福に浴したリさんは、最高指導者金正恩党委員長に感謝のあいさつを謹んで贈った。 数十年間、農業部門で誠実に働いてきたリさんは、子息を祖国防衛の第一線と社会主義建設の重要部門に立たせたし、老齢年金を受け取ってからも祖国の富強・繁栄に助けとなることを自ら探してやった。 リさんは、健康な体で家畜も飼い、自家菜園の手入れ ...
「最愛の女性パイロット」金正恩の眼前で墜落死
北朝鮮で初めて女性として超音速戦闘機のパイロットになったリム・ソルさんが昨年11月、戦闘飛行訓練中の墜落事故で死亡したと、デイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。 平壌市の情報筋は6日、韓国デイリーNKに対し、「元帥様(金正恩党委員長)の現地指導の際、模擬戦闘飛行を行ったことのあるリム・ソルが昨年11月中旬、搭乗機の墜落爆発事故で死亡した」と伝えた。 「事故の瞬間」映像も リム・ソルさんは2014年11月、同僚のチョ・グムヒャンさんとともに、金正恩氏の前で飛行訓練を行ったことが ...
「労働新聞」 党中央委員会第7期第5回総会の基本思想、基本精神について強調
【平壌1月4日発朝鮮中央通信】4日付けの「労働新聞」は署名入りの論説で、朝鮮労働党中央委員会第7期第5回総会の基本思想、基本精神は、情勢が好転することを腕をこまぬいて待つのではなく、正面突破戦を展開すべきであるということだと明らかにした。 言い換えれば、米国と敵対勢力がわれわれが安楽に過ごせるように放っておくとは夢にも考えてはならず、社会主義建設の前進途上に横たわる難関をもっぱら自力更生の力をもって正面突破すべきであるということだと強調した。 同紙は、党中央委員会第7期第5回 ...