「死の直前、泣き崩れる兵士」北朝鮮軍が見せる残酷映像
米紙・ウォールストリートジャーナルは10日、飢えから逃れるためロシア派兵命令に「ありがたく従った」北朝鮮兵士たちもいたはずだとする、軍出身の脱北者の声を伝えた。 2019年に脱北したユ・ソンヒョンさん(28)は記事中、仮に自分が兵役中にロシア派兵命令を受けたとすれば命令にありがたく従ったと述べている。 恐怖の連鎖 ユさんは自らが北朝鮮軍にいた当時、まともな食事もなく建設現場などで重労働を強いられたとし、ロシア派兵命令を受けたとすれば「少なくとも食事は今よりマシなはず」と考えた ...
金正恩が激怒「アメリカ担当官」のむごたらしい死に様
米国の大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利したことを受けて、米朝関係の行方に注目が集まっている。 たしかに、トランプ氏と金正恩総書記の間には一定の信頼関係が築かれていたように見えるし、それは米朝首脳としては歴史上初めてのことだった。その関係が、今後の両国の向き合い方に影響する可能性は小さくない。 しかし、金正恩氏は2019年までの米朝対話の失敗に懲りて、非核化の可能性を完全に否定している。加えて、米国に代わって金正恩氏の関心の的となっているロシアは、食糧にエネルギー、軍事技 ...
「まさか息子がウクライナへ」北朝鮮兵の家族ら動揺…「すでに戦死」情報も
北朝鮮兵士の実戦投入が目前に迫っている。リトアニアのNGO「ブルー・イエロー」のヨナス・オーマン代表は、同国の公共放送LRTとのインタビューに、同NGOが支援しているウクライナ軍部隊が25日、ウクライナが占領しているロシアのクルスクで、北朝鮮兵士の存在を目視したとの報告を上げてきたと述べた。 オーマン代表は、「私の知る限り、北朝鮮人は1人を除いて全員が殺害された。彼はブリヤート人であることを示す書類を持っていた」と述べた。北朝鮮兵士は、ロシア軍第11軍団の「特別ブリヤート大隊 ...
金正恩命令も完全無視…ウクライナ派兵「特殊部隊」のグダグダな実態
韓国の情報機関・国家情報院(国情院)の発表によれば、北朝鮮はロシアに加勢するためウクライナ派兵を決定し、すでに特殊部隊の3000人がロシア入りしているという。 派兵される人員は4個旅団、1万2千人規模とされており、その中核を占めると見られているのが特殊部隊・第11軍団、通称「暴風軍団」だ。 北朝鮮軍の中でも最精鋭とされる暴風軍団は、金正恩総書記もたびたび訓練を視察している。もっとも、いかに練度が高くとも、装備に劣り補給がおろそかになれば、実戦では役に立たないとの見方も多い。 ...
「泣き叫ぶ妻子に村中が…」北朝鮮で最も”残酷な夜”
2019年に韓国に亡命した北朝鮮のリュ・ヒョヌ元駐クウェート大使代理が、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)とのインタビューで、自身が目撃した「残酷な場面」について語っている。 その場面とは、2010年3月に貨幣改革失敗の責任を問われて処刑された朴南基(パク・ナムギ)元朝鮮労働党計画財政部長の家族が、管理所(政治犯収容所)に連行された時の様子だ。(参考記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面) 「夜中、密かに」 リュ氏によれば、連行は夜に行われ、朴元部 ...
中国が北朝鮮に「圧力」…両国間に正体不明の異常気流
共同通信は25日、複数の外交筋の情報として、中国が北朝鮮との国境近くに無線局の新設を計画していることを受けて、北朝鮮が国際機関に「規則違反」を申し立てていると報じた。「中朝間の意見対立が表面化するのは異例」とも伝えた。 中国が新設を計画しているのはFMラジオ放送などに使う無線局で、その数は191に上るという。これに対し北朝鮮は、国際的な周波数管理を担う国際電気通信連合(ITU、本部ジュネーブ)に対し、中国から事前調整の働きかけがなかったとして、国際的な「無線通信規制」に抵触す ...
「死者1100人以上」北朝鮮の救難ヘリが相次ぎ墜落、全員死亡も
先月25日から3日間、鴨緑江流域に降り続いた大雨で北朝鮮に大きな被害が生じている。 気象庁に当たる気象水門局によると、平安北道(ピョンアンブクト)の天摩(チョンマ)で635ミリ、雲山(ウンサン)で642ミリ、慈江道(チャガンド)の松源(ソンウォン)で554ミリ、満浦(マンポ)で472ミリなど、1年分の降水量の4割から7割以上の雨がたった3日間に降った。 金正恩総書記は、新義州(シニジュ)と義州(ウィジュ)の被災地を視察。国営の朝鮮中央通信は孤立した住民の救助に空軍ヘリが投入さ ...
欲望を抑えられず…北朝鮮の男女4人「禁断の行為」で公開処刑
北朝鮮で、このところ小康状態にあった韓流コンテンツの取締りが、再び厳しくなっている。 北朝鮮当局が規制強化に乗り出さざるを得なくなった理由のひとつは、現地で「儲かる商売」が見当たらないことにあると思われる。北朝鮮当局はコロナ禍以降、密輸の摘発を強化している。だが、市場での商いで生計を立てる庶民の多くは、何らかの形で密輸に依存して生きていたのだ。 夫婦の「怪しい商売」 それができないとなれば、いっそう非合法な商売に手を出さざるを得なくなる。 たとえば以前、平壌市内の兄弟山(ヒョ ...
「北朝鮮からの弾薬輸送路を爆破」ウクライナの武装組織
ウクライナの英字メディアであるキーウ・ポストは今月5日、北朝鮮からの弾薬の輸送路になっているロシア領内の鉄道を爆破したとする、ウクライナの武装パルチザンの発表を報じた。 この武装パルチザンはウクライナ語で「火」を意味する「Атеш(アテシュ)」の名で知られる組織で、ロシアの占領下にあるウクライナ領やロシア領内で活動しているという。 鉄道から黒煙 報道によれば、破壊工作を行ったのはロシア人の協力者で、ウクライナから約1600キロ離れたロシアの都市エカテリンブルク近郊で、鉄道の一 ...
【写真】「北朝鮮の不良弾薬が暴発し吹き飛ぶロシア兵」衝撃の瞬間
ウクライナの英字メディアであるキーウ・ポストは5日、北朝鮮製の弾薬を使用していた57ミリ対空砲が暴発し、操作していたロシア兵が吹き飛ばされる瞬間とされるショッキングな映像を報じた。 同紙によれば、映像はウクライナ国内の未特定の地域で撮影されあもので、ウクライナの軍事ブロガーであるОперативний ЗСУ(Operational ZSU)が4日にテレグラムに投稿したものだという。 1950年代に運用 それによると、暴発したのはロシアがソ連時代に運用していた57ミリ口径のA ...
北朝鮮の通貨暴落…責任者「反逆罪で処刑」の生々しい場面
日本経済は今、「歴史的な円安」がどこまで続くかが焦眉の関心事となっている。景気対策のためには金融緩和が、円安対策のためには金融引き締めが求められる状況で、植田和男日本銀行総裁は難しいかじ取りを迫られている。 この局面を乗り切れば、植田総裁は、長くデフレに苦しんだ日本経済の「局面転換」の功労者として長きにわたり称賛されるだろう。逆に失敗すれば、不名誉な形で歴史に名を残してしまう可能性もある。 とはいえ、どんなに大失敗をしても処刑されることはないが、お隣の国は事情が異なっている。 ...
「給料は20倍になったけれど…」急激な通貨安に動揺する北朝鮮
あまりに急速なウォン安ドル高に、北朝鮮当局も当惑している。 デイリーNKでは毎月2〜3回、北朝鮮各都市での為替レート(ブラックレート)を調査している。先月26日の時点で1ドル(約155円)に対して、平壌で8920北朝鮮ウォン、新義州(シニジュ)で8930北朝鮮ウォン、恵山(ヘサン)で8910北朝鮮ウォンの値を付けていた。デイリーNKジャパンは、これに基づき、1000北朝鮮ウォンを17円または18円で計算している。 ところが、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋が、米政府系のラ ...
北朝鮮の女囚たちが落ちた「緩慢な処刑」の残酷な日々
「脱北者は、経済目的の不法入国者で難民ではない」 中国政府は、脱北者を難民とはみなさず、摘発し次第、原則として北朝鮮に強制送還する措置を取っている。これと関連して、中国の外交官は今年3月、スイス・ジュネーブの国連本部で行われた国連人権理事会の付属の会議で、脱北者は難民ではないため、難民条約のノン・ルフールマン原則は適用されない、北朝鮮で拷問または大規模な人権侵害が行われているという証拠はない、などと主張した。 ノン・ルフールマン原則とは、送還後に自由や生命が脅かされかねない人 ...
「現場で築かれる死体の山」金正恩の脳裏をよぎる地獄絵図
北朝鮮の金正恩総書記は、今年1月の朝鮮労働党中央委員会第8期第19回政治局拡大会議で「地方発展20×10政策」を打ち出した。首都・平壌への偏重が著しい投資を地方にも広げて経済の発展を図り、地方の人々の生活を向上させるという政策だ。「20✕10」とは、毎年20の市や郡に現代的な工場を建設し、10年以内に経済を活性化させることを意味している。 国防省は、この政策の実現は朝鮮人民軍(北朝鮮軍)が担うべきという金正恩氏に指示に基づき、建設部隊「124連隊」を立ち上げた。この部隊は、各 ...
「見てはいけない」ボロボロにされた女子大生に北朝鮮国民も衝撃
北朝鮮で2020年12月に制定された反動思想文化排撃法――別名「韓流取締法」の最高刑は死刑であり、諸外国では考えられないことだ。また死刑にならずとも、違反者はきわめて非人道的な扱いを受ける。 たとえば、違反者は身体がボロボロになるほど凄惨な取り調べを受けることが少なくない。拷問を受けているであろうことは明らかだ。公開裁判に引き出されてくると、見守る人々は息を飲むという。 2022年5月には、韓国映画を見たことがバレて逮捕された女子大生2人が、凄惨な目に遭わされた。 ひどい姿で ...