朝鮮選手らが2019年IWFのW杯で金メダル
【平壌12月11日発朝鮮中央通信】2019年国際重量挙げ連盟(IWF)のワールドカップ競技大会で、朝鮮のパク・ジョンジュ、リ・ソングムが金メダルを獲得した。 中国で10日から始まった今大会には、朝鮮、ウズベキスタン、ルーマニアをはじめ、20余の国・地域の優れた男女選手110人余りが参加して勝負を争っている。 10日、男子67キロ級、女子49キロ級のジャークで朝鮮のパク・ジョンジュ、リ・ソングムは175キロ、118キロを持ち上げて各々1位をした。 一方、リ・ソングムはスナッチで ...
朝鮮で両江道三池淵郡を三池淵市にすることを決定
【平壌12月11日発朝鮮中央通信】朝鮮で、両江道三池淵郡を三池淵市にすることを決定した。 これに関する最高人民会議常任委員会の政令が10日に発表された。 政令によると、三池淵邑を分けて光明星洞、ペゲ峰洞、ポッナム洞、イカル洞を設けて三池淵邑をなくす。 白頭山密営労働者区を白頭山密営洞に、鯉明水労働者区を鯉明水洞に、5号堰労働者区を5号堰洞に、神武城労働者区を神武城洞に、胞胎労働者区を胞胎洞に、茂峰労働者区を茂峰洞にする。---
第1回全国教育科学成果展、第4回全国教育科学討論会が開幕
【平壌12月9日発朝鮮中央通信】教育研究院創立60周年に際して、第1回全国教育科学成果展示会と第4回全国教育科学討論会が開幕した。 金日成総合大学、金策工業総合大学(平壌市)、金亨稷師範大学(同)、教育研究院をはじめ、全国の数十の大学の教師と研究者が参加する展示会と討論会には、図書、実験・実習設備、教育支援プログラムなど、640余点の教育科学研究成果が出品され、200余件の論文が提出された。 開幕式が9日、平壌の科学技術殿堂で行われた。 会期は、13日まで。---
【動画】「日本の空軍力に追いつけない」韓国が悲鳴を上げる理由
開発費に8兆ウォン(約7400億円)以上が投入される韓国の次期戦闘機(KF-X)事業に暗雲が立ち込めていると、韓国メディアが報じている。 (参考記事:韓国専門家「わが国海軍は日本にかないません」…そして北朝鮮は) 2016年1月に開始され、昨年6月に基本設計が完了したKF-Xは、ハードウェアとソフトウェアの詳細設計を完了して部品製作が進行中とされる。試作1号機は2022年上半期の初飛行が目標で、2026年までに開発完了の予定となっている。(【動画】韓国が開発中の次期戦闘機KF ...
全国朝鮮人参部門の科学技術成果発表会
【開城11月21日発朝鮮中央通信】全国朝鮮人参部門の科学技術成果発表会が20、21の両日、開城市で行われた。 朝鮮科学技術総連盟中央委員会の主催によって開催された発表会には、高麗成均館、桂応相沙里院農業大学、オサン大聖朝鮮人参事業所など、複数の関連単位の教師、研究者、博士院生、技術者、現場の活動家が参加した。 発表会には、朝鮮人参栽培および加工方法の科学化、近代化、情報化を実現し、製品の品種を増やし、質を改善するための研究を深める過程に成し遂げた50余件の価値ある論文が提出さ ...
全てのことには時と場所があるものだ
【平壌11月21日発朝鮮中央通信】来る25日から、南朝鮮の釜山で開かれるASEAN(東南アジア諸国連合)諸国の特別首脳会議の準備が最終段階で進められているという。 去る11月5日、南朝鮮の文在寅大統領は朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長が今回の特別首脳会議に参加してくれることを懇ろに招請する親書を丁重に送ってきた。 われわれは、送ってきた親書が国務委員会委員長への真心からの信頼の念と懇切丁寧な期待が盛り込まれた招請なら、あえてありがたく思わない理由がない。 われわれは、南 ...
朝鮮の国犬である豊山犬品評会―2019
【平壌11月20日発朝鮮中央通信】朝鮮の国犬である豊山犬品評会―2019が、朝鮮科学技術総連盟中央委員会と遊園地総局の共催によって19、20の両日、平壌の中央動物園で行われた。 獣医畜産部門、動物学部門の科学者、技術者と豊山犬を飼っている住民、各地の人々が、これに参加した。 品評会には、各道(直轄市)品評会で選抜された70匹余りの豊山犬が出品された。 品評会では、予備審査、基本審査、専門家審査、総合審査、最終審査結果によって順位を決めた。 平壌市大城区域閘門洞、両江道金亨権郡 ...
「米国は韓国の味方をしない」文在寅政権の進退きわまる
今後の対米・対日関係の成り行きに、韓国が緊張している。 保守系全国紙の東亜日報、朝鮮日報、中央日報は揃って、日本経済新聞(2日付)が掲載したマーク・ナッパー米国務省副次官補(韓国・日本担当)のインタビューと、読売新聞(同)のジョセフ・ヤング駐日米国臨時代理大使のインタビューに言及した。 両氏のインタビューはともに、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了(破棄)を宣言したことについて、撤回を求める内容だ。GSOMIAは今月22日いっぱいで期限切れとなる。 ...
数百円で量刑を3分の1にできる北朝鮮の司法制度
北朝鮮・平安南道(ピョンアンナムド)安州(アンジュ)出身のパクさんには、脱北し、中国で暮らしていた母親がいる。彼女は今年7月に逮捕され、強制送還されてきた。 以前と比べて軽い処罰で済まされるようになった脱北と強制送還ではあるが、パクさんの母親の強制送還は3回目。脱北の常習犯には教化刑(懲役刑)5年が量刑の相場だが、なんと1年半という軽い判決が下された。 母親が深く罪を悔いているわけでも、恩赦があったわけでもない。パクさんが「金日成・金正日基金」に寄付をしたからだ。その詳細をデ ...
「機密事案、韓国にわたさない」米国が文在寅政権に冷たい視線
原潜や空母を欲しがるのは、それらを持つことで周辺国に対して立場を強めたいという、民族派政治家たちの「危険な遊び」に見える。 (参考記事:韓国専門家「わが国海軍は日本にかないません」…そして北朝鮮は) 韓国では近年、原子力潜水艦を保有すべきとの主張が台頭している。北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の開発に力を入れており、これを搭載した潜水艦が実戦配備された場合、常時監視と即応体制の強化のため、長期間にわたり水中活動が可能な原潜が必要である、との理屈だ。 文在寅大統領も大 ...
米国が韓国に「最後通牒」…日本との安保対立めぐり
デビッド・スティルウェル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は26日、都内の在日米国大使館でメディアの取材に応じ、韓国が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を宣言したことを巡り、文在寅政権に決定の撤回を求める考えを示した。 米「韓国に致命的な結果」 スティルウェル氏は同時に、「日韓双方に2国間の摩擦解消に向けて働きかける」と述べており、韓国だけを圧迫したわけではない。 しかし、GSOMIAは11月22日いっぱいで失効する。こうしたタイムリミットがあるだけに、韓国 ...
自国経済の現場を破壊する北朝鮮版「紅衛兵」たち
北朝鮮の金正恩党委員長の亡父・金正日氏は朝鮮労働党書紀だった1970年代前半、「3大革命赤旗獲得運動」なるものを提唱した。思想、技術、文化の「3大革命運動」を浸透させるために、大学卒業を控えた学生と金日成高級党学校の学生、大学を卒業したばかりの技術者や事務員などの若者が、「3大革命小組」として全土の機関、企業所、協同農場などに数人から数十人単位で送り込まれた。彼らは北朝鮮版の紅衛兵とも呼ばれた。 彼らは党の決めた政策に反する活動を摘発し、国のすべての組織を朝鮮労働党の指導の下 ...
炭鉱の浸水事故で北朝鮮に広がる負の悪循環
北朝鮮の大規模炭鉱の一つ、安州(アンジュ)炭鉱連合企業所。1911年から操業が始まり、近辺の价川(ケチョン)、徳川(トクチョン)、球場(クジャン)などと共に炭田地帯を形成している。生産した石炭を中国に輸出し外貨を稼ぎ出すと同時に、周囲の工場や発電所にも供給し、北朝鮮の経済を支えてきた重要なエネルギー源だ。 ところが、この安州炭鉱に属する一部の炭鉱の操業が1ヶ月以上も止まっている。ただでさえ、国際社会の経済制裁で青息吐息の北朝鮮内部で、その悪影響がドミノ倒しのように広がっている ...
金正恩氏が中国人相手の「客引き」で食指を伸ばす禁じ手
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日、金正恩党委員長が両江道(リャンガンド)の三池淵(サムジヨン)郡内の再開発現場を視察したと伝えた。 同通信によれば、来年の朝鮮労働党創建75周年(10月10日)の完工を目指して進められている三池淵の再開発は、第2段階工事が終わりつつある。金正恩氏は、「三池淵郡整備の2段階工事が全般的に立派に締めくくられていると述べ、三池淵郡の邑地区は見るほど壮観だ、文字通り大変革を遂げたと感慨無量に語った」という。 なるほど、同通信が同時に配信した写真を見ると ...
「韓国のGSOMIA破棄は北朝鮮と関係ある」元米軍司令官が指摘
韓国紙・朝鮮日報によれは、ソウルで15日、「韓米同盟、このままでよいのか」をテーマとするセミナーが開かれた。この席でビンセント・ブルックス元韓米連合司令官は「北朝鮮が『自主』の概念を強調し、韓米同盟を弱体化させるのを阻止すべきだ」と呼び掛けたという。 米国の強烈な不満 昨今、韓国の左派世論は「反日」により席巻されているが、彼らの思想の土台にはもともと、より強烈な「反米自主」の意識があった。歴代の保守政権は米国に従属しており、韓国は米国の半植民地であるとの見方をしていたからだ。 ...
白馬に乗った金正恩「満面の笑み」が誘う不吉な予感
北朝鮮の金正恩党委員長が、久しぶりに「彼らしい」写真を公開した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日、金正恩氏が白馬にまたがって白頭山頂に登った様子を報じた。写真を見るに、金正恩氏はすこぶる満足した表情を見せているが、「不吉な予感」も覚える。 金正恩氏は、最高指導者になって以後、公式メディアにひんぱんに登場してきた。あまり人前に出ずミステリアスなイメージを保っていた金正日氏と比べて、金正恩氏は積極的に自分の存在をアピールしてきた。父親への対抗意識なのかもしれないが、ときにはカメラ ...