「陸の孤島」に閉じ込められる北朝鮮女性たちの絶望
「協同農場で働く女性たちは、職業選択の自由と居住の自由が政策的に統制されていて、代々農村に骨を埋めなければならないが、より良い生活を得ようと必死な女性は軍官(将校)や炭鉱、鉱山労働者と結婚して、都市部に移住して市場で商売をする」(情報筋)
軍官はともかく、炭鉱や鉱山の労働者は結婚相手としてはあまり好まれないが、農村から抜け出すためなら、彼らとの結婚も厭わないのだという。
離婚で「配慮」も
当事者からは強制移住に対して不満の声が強まりつつあり、様々な抵抗を試みる人が出てくると思われる。考えられるものの一つが離婚だ。