野犬に襲われ無残に…北朝鮮「21歳女性兵士」の悲劇

しかし、新型コロナウイルスの感染防止対策として国内移動が制限されている今、家族は黄海北道から数百キロ離れた清津まで行けないために、部隊で手厚く葬ってもらいたいと伝えた。

情報筋は、彼女の遺体がどのように葬られたかについて触れていない。一方で現地の別の情報筋は、事故で亡くなった兵士が、まるでゴミのように捨てられた件について伝えた。

責任者「処刑」も

事故が起きたのは今年4月末。清津郊外の青岩(チョンアム)区域に駐屯する部隊で、訓練中に平安南道(ピョンアンナムド)出身の20代の兵士が、銃の暴発で顎の骨の一部が吹き飛ばされる重傷を負った。しかし、まともな治療を受けられず、骨髄まで炎症が広がり、数日後に死亡した。