野犬に襲われ無残に…北朝鮮「21歳女性兵士」の悲劇
黄海北道(ファンヘブクト)の農村出身のこの兵士は、部隊に配属された5年前から副業小隊で勤務し続けてきた。この「副業」とは、部隊で消費する食糧を生産することを指す。
朝鮮人民軍は慢性的な食糧不足に悩まされており、それを解消するために副業地と呼ばれる農地を所有、兵士たちに食べさせる農作物を生産している。
彼女は、トウモロコシ畑で農作業中に、周囲を徘徊していた野犬に噛まれてしまった。周囲には人が大勢いたが、傷口が小さかったことから、本人を含めて誰も大したこととは考えなかったようだ。農繁期で忙しかったこともあり、結局病院には行かなかった。ところが、数日後に亡くなってしまった。
(参考記事:北朝鮮「骨と皮だけの女性兵士」が走った禁断の行為)
実はこの犬、狂犬病に感染していたのだ。
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