野犬に襲われ無残にも…北朝鮮「21歳女性兵士」の悲劇
彼女は、トウモロコシ畑で農作業中に、周囲を徘徊していた野犬に噛まれてしまった。周囲には人が大勢いたが、傷口が小さかったことから、本人を含めて誰も大したこととは考えなかったようだ。農繁期で忙しかったこともあり、結局病院には行かなかった。ところが、数日後に亡くなってしまった。実はこの犬、狂犬病に感染していたのだ。(参考記事:北朝鮮「骨と皮だけの女性兵士」が走った禁断の行為)
副業小隊は慢性的な飢えに苦しむ兵士たちの「生命線」であり、農繁期に作業を休むのは難しい。そうした事情が、彼女の死を引き寄せてしまったのかもしれない。
軍事境界線を越えて
狂犬病は、発病すれば治療方法のない恐ろしい病気だ。