【体験談】仮病の腹痛を麻酔なしで切開手術…北朝鮮の医療施設

母と面会してから5日後に、私は母の顔をもう一度見るためにはかりごとをめぐらした。刑の宣告を受けて教化所に行く前に、母とひと晩だけでも一緒に過ごしたかった。私は盲腸炎になった演技をした。午後4時に右側の下っ腹をさすりながら寝転んだ。

頭部から流れる血

リ・ジョンス警護員の勤務時間だったが、彼は私が苦しんでいても、死のうが生きようが関係ないというかのように、最初から控え室に座って鉄門まで閉めてしまい、上部に報告もしなかった。