親友の「愛人ホスト」が居並ぶ利権集団…朴槿恵大統領を操った「秘線会議」とは
現在の韓国世論をひと言で表すと「失望」である。繰り返すが「怒り」よりも「失望」の方が強いと筆者は見る。
単なる汚職ではなく、韓国の「顔」である大統領が、自分では何も判断できないロボットのような存在に過ぎなかったと受け止められているのである。与野党を問わず政治家の口からは「もはや国家とは言えない」「韓国民であることが恥ずかしい」といった強い批判の声が飛び出している。一般市民の中には「もうこれ以上聞きたくない」という声も多い。
そして、真相究明も望めそうもない。
弱腰の捜査当局
検察は青瓦台に対し、強制捜査を29日と30日の二度にわたり行いはしたものの、一度目は退散、二度目も要求した資料を受け取るだけだった。