親友の「愛人ホスト」が居並ぶ利権集団…朴槿恵大統領を操った「秘線会議」とは

投票日まで一年を残す頃から選挙戦が過熱するのに合わせ、大統領が関わる汚職スキャンダルが持ち上がること自体は驚くものではない。ただ、今回はその内容の規模がこれまでと異なり、どこまで行くのか、そしてどこが落としどころになるのか、見えてこない点で特別だ。

現段階でただひとつ確実なのは、混乱を続ける朴槿恵政権を横目に、金正恩氏がほくそ笑んでいるということだけである。