「金持ちまで餓死」北朝鮮国民がさまよう阿鼻叫喚の巷

秋の収穫期を迎えた北朝鮮。本来なら穀物価格が下がる時期のはずだが、今年に限ってはそうなっていないようだ。弾道ミサイル発射など軍事挑発を続ける金正恩総書記だが、国民は阿鼻叫喚の巷をさまよっている。

この時期には個人のトゥエギバッ(小規模農地)や協同農場からくすねたものなどが市場に流入するが、今年は例年にもまして凶作の上に、穀物泥棒の取り締まりが厳しく、思うように穀物が入荷していないようだ。
(参考記事:「カエルも食べない水草」で飢えをしのぐ北朝鮮の農民たち

そんな中、あまりの貧しさに耐えかねた末の悲劇的事件が起きている。