「韓国のスパイにやられた」北朝鮮で鉄道事故、軍人ら600人死傷

苦難の行軍のころ、国営企業や公共施設の設備を勝手に売り払って食べ物を買って延命していた人もいたが、食糧難とその影響として現れた窃盗の多発は、もちろん韓国の指図ではなく、北朝鮮の失政によるものだ。今、北朝鮮の人々を苦しめているいる制裁、自然災害、コロナの三重苦も、金正恩政権の失政の側面が大きい。

慈江道の人々は、軍需工場に務め、国から配給を受け取って安定的な暮らしてきた人が多く、外部との行き来が厳しく制限していることから、他の地方の人々に比べて「世間知らず」が多いと言われているが、当局のプロパガンダを受け入れやすい土壌が揃っているのだろう。