北朝鮮軍がマスクを「産地偽装」して密輸している

納品先について情報筋は、全部が平壌の軍部隊、司令官クラスの利用する病院、軍の総合医療施設だと証言した。新義州の市場では、5元(約78円)だった布製マスクの値段が、2倍になっている。価格高騰を抑えるには供給量を増やす必要があるが、そういうマインドで輸入したわけではなく、「韓国製マスクが欲しい」という需要に応えて儲けようとしている可能性もある。

一般国民の韓国製品の販売、使用は禁止しながら、幹部は愛用しているという光景は今に始まったことではない。運悪く逮捕される人もいるが、高級なイメージがある韓国製品の人気は衰えることを知らない。