金正恩の「極秘情報」漏えいで恐怖に震える北朝鮮

そんなリスクを冒してまで違法携帯電話を所持・使用しているのは、脱北ブローカーや密輸業者たちだ。そして、韓国のデイリーNKなどのメディアが彼らとの通話により、北朝鮮国内の情報を得ているのも事実なのだ。

実際、デイリーNKは平壌から三池淵へ向かう際の経由地である恵山(ヘサン)駅が、10月12日午後7時から翌13日午前8時まで封鎖されていたことと、金正恩氏専用の「1号列車」が13日午前5時に同駅を通過したもようであることを把握し、北朝鮮が発表する前の14日付で報道していた。

RFAが伝えた「情報漏えい事件」が、デイリーNKのこの報道を指したものであるかは不明だが、関連している可能性は小さくないと言える。