北朝鮮のある父親が虐待に耐えられず選んだ道とは…

「『政治的な問題で収容されたため、外に出る見込みがなく、とても耐え難く、いっそ死んだほうがまし』と考えたのだろう」(情報筋)

ただし情報筋は、この家族の個人情報や罪状については、把握していないと伝えた。いずれにせよ、収容所の劣悪な環境にとても耐えられなかったのだろう。

(参考記事:北朝鮮きっての「天才数学者」親子はなぜ抹殺されたのか

管理所は「本来なら死に値する罪を犯したのを生かしてやったのに、その恩に報いず反逆行為をした」として、家族に対して内部的に批判を行った上で、遺体を迅速に処理したと情報筋は伝えた。