法相就任「悩んでみる」…妻起訴の文在寅側近、緊迫の一問一答

チョ氏  先ほど文字(文書?)でも出ましたが、まったく懐柔でも脅迫でもないことは、すでにご承知のはずです。

議員  夫人としてはそうだったとしても、あなたは法務部長官候補者なんです。そして法曹なんです。夫人が興奮して電話したとしても、ダメです、止めなさい、といって切るべきでしょう。その電話に代わって出て、夫人の考えを説明したのですか?あまりに驚くべきことです。「妻が興奮していまして」という話だったかもしれませんが、聞く側の心境を考えてください。あなたは法務部長官候補者なんですよ。

チョ氏  チャン議員のご指摘は理解できます。しかし、当時の状況は、特別に罪を犯す考えがあったわけではなく、あの時点では、電話を切る前にあいさつをし、申し訳ない気持ちを伝えるのが人としての道理だと思ったのです。

チョ氏は文在寅政権を支える学生運動出身グループの中でも中核的な存在で、任命が挫折すれば、政権に対する国民の信頼度がさらに落ち込むのは避けられない。と言って、この局面をさらなる嘘や言い逃れで切り抜けようとしても、結果は同じだ。文在寅政権が、発足以来最大の危機を迎えようとしているのかもしれない。

(参考記事:「この国は嘘つきの天国」韓国ベストセラー本の刺激的な中身