金正恩命令をほったらかし「愛の行為」にふけった北朝鮮カップルの運命

「(覚せい剤は)気持ちよくしてくれて、ストレスを発散させてくれるし、男女の関係にも大きな助けになる」

日本においても、たとえば芸能人などが薬物乱用で摘発される際には、かなりの割合で「男女関係」が絡んでいる。そして、こうした分野に強いジャーナリストによれば、「男女間の快楽目的で薬物を使用する人ほど、使うのを止めるのは難しい」という。

(参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち )

金正恩体制は薬物の密売を重罪と定め、摘発強化で根絶を試みているようだが、果たして抜本的な対策はあるのか。北朝鮮が薬物で汚染され尽くすようなことになれば、それは必ず、日本など周辺国の安全保障にも影響する。我々は今から、そのことに警戒心を持っておくべきだろう。

【画像】北朝鮮国内で覚せい剤を密かに吸引する様子
【画像】紙幣でパイプをつくって覚醒剤を吸引する様子