金正恩氏「声明」でトランプ氏への怨念をさく裂

いずれにせよ、米朝対立、いやトランプ氏と金正恩氏の対立は当分収まらないだろう。暴言癖を持つと言われているトランプ氏が金正恩氏を罵倒するのはさもありなんかもしれない。一方、金正恩氏は自身の名義で声明を出しただけに、もはや撤回も言い訳も不可能だ。

金正恩氏は、結果的にトランプ氏が仕掛けた極めて品のない舌戦に引きずり込まれてしまった。いや、自尊心が人一倍強い金正恩氏のことだけに、自ら受けて立ったつもりかもしれない。しかし、舌戦の先にあるのは単なる「史上最低」の罵倒合戦に過ぎない。