苦節20年、ようやく幕が下りた「ある脱北者の流浪物語」

移民排斥を公約にしていたドナルド・トランプ氏が、米国の大統領選挙に勝利したのだ。その様子をテレビで見ていたキムさんは「もうアメリカに行けないかもしれない」との不安感で涙が止まらなかったという。

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多くの難民が涙に明け暮れている一方で、彼は幸運にも米国の地にたどり着くことができた。

キムさんは、いつの日か北朝鮮に帰る日を夢見ている。

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「私は朝鮮人だ。私は北朝鮮で生まれ育った。父母兄弟のいる国だ」

彼の夢はいつか叶うかもしれない。しかしそれは、現在ロシアにいる他の北朝鮮人にとっては「悪夢」である。強制送還を意味するからだ。