【体験談】仮病の腹痛を麻酔なしで切開手術…北朝鮮の医療施設

私の盲膓が裂けてしまって、痛みを感じることができないのだと勘違いしたのだ。

医者はすぐに緊急手術を決めた。盲膓が裂けた患者を今頃連れて来てどうするのかと、私を護送した警護員をとがめたほどだった。

メスの感触が腹部から…

私を棒で殴ったり足で蹴った警護員のソンヒョクはしょげたような顔をして、「ジュナ、お前のお母さんに連絡するから、ちゃんと手術を受けて来い!」と言った。