【体験談】仮病の腹痛を麻酔なしで切開手術…北朝鮮の医療施設

服を全部脱いで手術室に入ったら、心臓がどんどんと鳴った。手術台に横になるやいなや、医者が私の両腕を手術台に縛り、白い布で顔を覆った。

麻酔無しで手術をした。その痛みは言葉にできないほどだった。メスを入れたお腹から伝わってくる痛みがどれだけひどいのか、吐き気がして全身がぶるぶると震えた。

お腹の中を観察した医者は私の顔の上に覆われていた布を持ち上げて、「お前、本当にお腹が痛かったのか」と聞いてきた。