「感謝する理由ない」北朝鮮の児童が金正恩称賛に反発…教師も両親も驚愕
「首領(金正恩氏)への恩と愛を前面に出して絶対的な忠誠を強要する偉大性教養が、今どきの子どもたちには通用しなくなっていることを示す事例である」
「このような変化は当然であり、内心歓迎すべきことでもあるが、無邪気な子どもたちの率直な反応が一家の不幸につながらないか心配でもある」
(参考記事:金正恩氏が配った「お菓子セット」 不味すぎて政治事件に発展)
なお、今より食糧事情がよかった2017年には、平壌市内の小学校で金正恩氏の名前で配られたお菓子セットに含まれていたカンジョン(日本のおこしに近い伝統菓子)が不味かったため、子どもたちがぶつけ合った出来事が「大事件」に発展したこともあった。
情報筋は最後に、「子どもたちの自然な発言や反応ですら政治的逸脱と見なされ、処罰される可能性があるため、保護者の緊張感と不安も高まっている」と述べた。
