「陸の孤島に追放」も…北朝鮮、テレビ検閲で死屍累々
「朝鮮労働党両江道委員会のあるイルクン(幹部)は、私的な場で『中国のチャンネルはCMばかりだ』との発言をしてその場の空気が凍りついた。権力機関の幹部が中国のテレビを普通に見ているという話で、庶民からは『検閲をしたところで幹部には何の意味もない』と反発の声が上がった」(両江道の情報筋)
(参考記事:北朝鮮、「韓国のラジオ聞くな」取り締まるも効果は疑問)庶民も庶民で、様々な手段を使って中国や韓国のテレビやラジオに接しようとする。手作りラジオを組み立てる人もいるほどだ。取り締まりに一時的な効果はあるかもしれないが、ほとぼりがさめれば元の木阿弥だろう。そもそも、取り締まる側が法律を守っていないのだから、庶民に示しがつくはずもない。
