「暴力団と手を組んだ」北朝鮮のIT組織。東京の高級クラブで飲み歩く「新たな顔ぶれ」の正体は…

韓国の国家情報院(国情院)は2月14日、北朝鮮との国境に近い中国・丹東で活動している北朝鮮IT組織「キョンフン情報技術交流社」が、違法賭博サイトを製作して韓国の暴力団に販売していたと明らかにした。この暴力団は北朝鮮組織に製作依頼した数千件もの賭博サイトを販売して、数千億円もの収益を上げていたというから驚く。

韓国のオンライン賭博の規模がそんなに大きいとは知らなかった。しかし、日本のパチンコの市場規模が14兆円であり、韓国にはそれに類する「合法賭博」がないことを踏まえれば、人口比から計算して数千億円規模の違法賭博が存在しても不思議ではないかもしれない。

ともあれ、確信犯的に違法賭博を行う業者からすれば、「闇の存在」である北朝鮮組織はまたとないパートナーだろう。オンラインならば国境を越えて会いに行く必要すらない。

北朝鮮と組んで荒稼ぎを目論む勢力は、これからどんどん増えるかもしれない。