北朝鮮の17歳「革命化失敗」で実質死刑、家族も全滅
彼の父は「家庭革命化の失敗」――つまりしつけがなっていなかったと謝罪し、さらにはその上司も、許しを請う発言をした。
北朝鮮で政治犯には連座制が適用されるため、本人が教化所(刑務所)または管理所(政治犯収容所)送りになるだけでは済まされず、その家族や関係者も重い処罰を受けることになる。それだけは勘弁して欲しいと頭を下げたということだ。(参考記事:若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態)
生存は困難
彼は公民権を持つ18歳で、「犯行」当時は17歳だったが、未成年の処罰は軽くするという原則が適用されず、15年の労働教化刑(懲役刑)の判決が下された。