北朝鮮の17歳「革命化失敗」で実質死刑、家族も全滅
そして12月10日、彼に対する公開思想闘争と公開裁判が開かれた。その場には両親、クラスメート、保護者、そして恩情区域の人民班長(町内会長)が集められた。
安全部は、彼の罪状を「資本主義思想文化を流布して、社会主義体制の根幹を揺るがした」とし、「(販売したソフトには)資本主義文化を美化する内容と共に、奢侈と享楽を助長する歌が含まれていた」と問題視した。
連座制を適用
そして彼の父の部下、地域住民、複数の若者が、彼から買ったファイルを所持し、コピーしていたことも暴露された。いずれも「資本主義思想を警戒できなかった責任」として自己批判を迫られ、この場の空気はさらに重いものとなった。