「出しゃばりが過ぎる」金正恩の”父娘行事”に国内で批判
さらに、現在の金正恩氏は軍部隊や地方を視察する際にも名誉衛兵(儀仗隊)による閲兵を頻繁に受けているが、かつては名誉衛兵は外国首脳を迎えるような特別行事に限って登場する存在であったと指摘されている。
咸鏡北道(ハムギョンブクト)の住民は、「金正恩氏の虚礼虚飾は昨日今日に始まったことではない」と指摘しつつ、ジュエ氏の目立つ振る舞いに対する市民の疑問の声を伝えた。
「映像を見ると、式典の最中、主席壇に座った金正恩氏は他の幹部たちとはほとんど言葉を交わさず、娘とだけ笑顔で会話する場面が何度も映っていた。これを不思議に思う住民が多い」と語った。