「北朝鮮兵は倒れるまで殺戮を続けた」ウクライナ軍将校がクルスクで見たもの
日本経済新聞は7日、「北朝鮮兵は攻撃の際は100人弱の歩兵のグループでウクライナ軍の防御ラインに突進してくる」「近くに砲弾が落ちても全く攻撃の速度を落とさず、死ぬまで止まらない」とする、ウクライナ軍突撃旅団小隊長の証言を伝えている。
この小隊長によれば、北朝鮮兵はロシア兵より体力と精神力、射撃力で勝っており、「恐れを知らない狂信的な集団だ。まるでコンピューターゲームの中の(人格がない)敵のようだ」という。
もちろん、これは北朝鮮軍全般に言えることではないだろう。ロシアに派兵されているのは明らかにエリート部隊だ。
体制を守護
一般部隊の兵士の中には食糧難から栄養失調に陥り、早期除隊して実家に帰される者も少なくない。(参考記事:北朝鮮「骨と皮だけの女性兵士」が走った禁断の行為)