「見てはいけない」ボロボロにされた女子大生に北朝鮮国民も衝撃
2020年12月4日の最高人民会議常任委員会第14期第12回総会で採択された「反動的思想文化排撃法」は27条で、「傀儡(韓国)の映画や録画物、編集物、図書、歌、絵、写真などを見たり聞いたり、保管した者、または傀儡の歌、絵、写真、図案などを流入、流布した者は、5年以上10年以下の労働教化刑に処す」と定めている。同法に関しては、未成年であっても成人と同じ量刑が課され得るということだ。
青少年は流行に敏感であるだけに、その部分が同法に引っかかって摘発される事例も多い。北朝鮮当局もそのことに危機感を抱き、一部で適用を緩和しているとされるが、その対象は有力者の子どもたちに限られている可能性もある。
ご子息ご令嬢「ご乱行」に金正恩もヘナヘナ
だが、北朝鮮も日韓などと同様、少子化が進行している。そんな中でこうした無茶苦茶な取締りを行うのは、自ら国を亡ぼす行為に等しいと言えるだろう。
そして最近、北朝鮮国内から聞こえてきたニュースの中で、最も衝撃的だったもののひとつが「高校生3人処刑」だ。