流れ落ちる美女たちの…北朝鮮「御曹司」の猟奇的殺人
市内の東大院(トンデウォン)区域にある紋繍院(ムンスウォン)は、1982年に完成した総合レジャー施設で、1階には大浴場、プール、2階には家族風呂と個人風呂、理容室、美容室がある。
男女のカップルが家族風呂に入るには、結婚証明書が必要となるが、規制が「金のなる木」になるのが北朝鮮の常。一般人が気軽に利用できる宿泊施設が存在しないため、ラブホテル代わりに使われ、不倫の温床となっている。
そんな紋繍院の責任者が、有名映画俳優、平壌音楽舞踊大学、平壌演劇映画大学の教授らに声をかけ、ビジネスを始めることにした。
強要された女子学生
在学中の20代前半の女子学生に「1ヶ月に500ドル(約5万3000円)以上儲かる仕事がある」などと声をかけ、施設内のカラオケ店で売春をさせるというものだ。客は、中央や平壌市党(朝鮮労働党平壌市委員会)の幹部らだった。