北朝鮮社会が震撼「医大の性奴隷」事件で死屍累々
北朝鮮医学界の最高峰、平壌医科大学を震撼させた集団性暴力事件。エリート学生の性奴隷にされ、自ら命を絶った被害女子学生の母親は、不正行為の通報制度である信訴を使い、捜査と加害者に対する処罰を求め続けた。
しかし、その切実な訴えは無視され続けた。長い闘いの末、訴えがようやく取り上げられ、加害者は処刑、信訴を握りつぶしていた責任者やその家族ら60人が首都・平壌から追放される処分を受けた。まさに死屍累々の展開である。
(参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為)
処分はそれにとどまらず、さらに上層部に及んだ。その様子を、デイリーNKの高位情報筋が伝えた。