北朝鮮の美女4人「金塊6億円密輸」で降った血の雨

ここまで金属の密輸、密売に厳しい対応をするのは、朝鮮労働党の重要な資金源となるためだが、リスキーながら非常に儲かるとの理由で、手を出す者が後を絶たない。今年7月にも、同じ恵山で58キロの金塊を密輸する事件が摘発されている。
(参考記事:金正恩政権の高官関与か「金塊58キロ密輸で処刑確実」

中央は、今回の事態を極めて深刻に見ている。

「住民の半数を処刑しても」

現地のデイリーNK内部情報筋によると、国家保衛省(秘密警察)は幹部を現地に派遣し、封鎖令が下されている間に20日間に渡る集中的な検閲(監査)を行った。保衛省は国境警備隊のみならず、両江道の保衛局、安全局(県警本部)の幹部が深く関わり、保衛省単独で解決できる事案ではないと判断し、1号報告(金正恩党委員長への報告)を上げた。