「女性芸能人処刑」責任者までも抹殺した金正恩氏の冷酷無比

またそれだけでなく、金正恩氏が力を入れていた順安(スナン)空港の新築工事を指揮し、正恩氏の寵愛を受けていたとされる。

国家保衛省がそのような人物を逮捕するためには、間違いなく金正恩氏の裁可が必要となる。金正恩氏は恐らく、「聖域なき捜査」を徹底させるため、敢えて側近の逮捕を認めたのだろう。

だが、カン氏は汚職を自白する前に死んでしまい、そのため金元弘は「無実の人間を死に至らしめた」ことの責任を問われる羽目になったということのようだ。

(参考記事:機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇