韓国製品を買ったら拷問…世界一厳しい北朝鮮の規制
北朝鮮で韓国製品はご禁制の品だ。販売も所有も認められていないが、富裕層を中心に人気が高く、各地で密売されている。しかし、取り締まり基準は明確ではないようだ。
北東部の清津(チョンジン)にある全国有数の卸売市場、水南(スナム)市場で中国から韓国製のパソコンとテレビを取り寄せ、中期商人(電化製品販売商)に卸したり、客に直接売ったりしていた業者が清津市保衛部(秘密警察)に連行され、取り調べを受けているとデイリーNKの内部情報筋が伝えた。
取り調べはまもなく終わり、処罰が決定される見込みだ。暴言、暴行、拷問に苦しめられた挙げ句、「地獄の沙汰も金次第」ということで、かなりの額のワイロを要求されるだろう。
(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…)
この問屋は水南市場で電化製品を扱ってきたが、昨年末からサムスン製のノートパソコンとテレビを扱うようになった。