貧富の格差拡大の北朝鮮で大人気の「激安13円均一」食堂

旧来の計画経済と配給システムが実質的に崩壊し、なし崩し的な市場経済化が進む北朝鮮。少しずつ私有財産を蓄え始めた人々は、レジャー(消費生活)を楽しむようになっている。

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外食も、北朝鮮国民の好むレジャーのひとつだ。しかし、外食するには様々なハードルを超えなくてはならない。

昔から存在する国営食堂の場合、気が向いたからとふらっと立ち寄ったところで入れてもらえるわけではない。入口で、職場や人民班(町内会)を通じて1年に数回配布される予備票と呼ばれるクーポンの提出を求められる。食堂の前でたむろする「ダフ屋」から買うことも可能だが、一般庶民には少々負担が重い。

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主要都市で増えている外貨払いのレストランなら予備票なしでも入れるが、幹部やトンジュ(金主、新興富裕層)でなければ手が届かない価格帯だ。

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民間人が経営する安い食堂も予備票なしに入れる。いくら貧しい人でも子どもの誕生日などの特別な日には外食しようとするが、肉のスープ1万北朝鮮ウォン(約130円)、冷麺5000北朝鮮ウォン(約65円)という値段を見て尻込みする。

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そこで登場したのが、「1000ウォン食堂」だ。