12歳女児を待つ残酷な運命…金正恩「拷問部隊」が仕掛けるワナ
韓国または第三国を目指して脱北して中国にたどり着いたものの、現地公安当局に逮捕される人が急増している。その背景には、国際社会の対北朝鮮制裁があると思われる。
韓国・朝鮮日報系のTV朝鮮は9日、12歳の女児を含む20人の脱北者が中国公安当局に逮捕されたと報じた。
中国は脱北者を難民ではなく不法入国した経済移民とみなしており、摘発し次第北朝鮮に強制送還している。また、北朝鮮は国家保衛省の要員を中国に送り込み、公安当局と協力させている。同省は拷問や公開処刑、政治犯収容所の運営などを担当する、泣く子も黙る秘密警察である。
送還された脱北者を待ち受けているのは、過酷な刑罰と虐待だ。
(参考記事:北朝鮮、脱北者拘禁施設の過酷な実態…「女性収監者は裸で調査」「性暴行」「強制堕胎」も)脱北に失敗したことを悲観して自ら命を絶つ脱北者も後を絶たない。
(参考記事:金正恩氏に追い詰められ死を選んだ、ある一家の悲劇)