死体を大勢の前に運び…北朝鮮軍「公開処刑」の猟奇的な実態
東亜日報が1月25日に報じたところでは、韓国の情報機関・国家情報院(以下、国情院)は24日、オ・チョンソン氏は飲酒運転で事故を起こし、処罰を恐れて突発的に亡命を決行したもようであると、国会情報委員会に報告したという。
われわれとしては、「そんなことぐらいで、あんな危険な賭けに出たのか」と思ってしまうが、オ氏はたぶん、公開処刑などの極刑もあり得ると恐れ、亡命を決断したのではないか。
北朝鮮の核武装は厄介な問題だが、こんな状態の北朝鮮軍は、やはり強いとは思えない。金正恩体制の足場は、きわめて脆弱であると考えるのがやはり正解なのだ(つづく)。
(参考記事:「事故死した98人の遺体をセメント漬け」北朝鮮軍の恐るべき人権侵害)