死体を大勢の前に運び…北朝鮮軍「公開処刑」の猟奇的な実態

証言のなかには、見せしめのために一度処刑した兵士の死体を他の兵士が集まっている場所まで運び、再度銃で撃ったというものもあった。

北朝鮮当局は、見る者に恐怖心を植え付けるため、死刑囚の肉体がズタズタになるまで銃弾を撃ち込む方法で公開処刑を行っている。しかし、「死体を運んでまた撃った」との証言に、筆者は今回初めて触れた。まさに、猟奇的と言うべき行為だ。

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処刑された兵士の多くが階級の低い年少者で、分隊長や中隊長など上官の命令に従って犯罪行為に加担させられたケースであると報告書は分析している。