北朝鮮に「ブラジャー」がもたらした意識変化
北朝鮮で、日本や韓国のアパレル製品の古着がファッションの最先端となっている。
むかし、在日朝鮮人が日朝を活発に往来していた時には、現地の親戚へのお土産として、大量の日本製の古着を持ち込んでいた。それは北朝鮮が慢性的なモノ不足であるため、生活に必要なモノとして一般庶民の間で需要があったわけだが、当時と今とでは事情が違う。
現在の古着需要は、いわゆる「ヴィンテージ・ブーム」に似た形で富裕層の間で拡大しているという。
ブラジャーをタブー視
近年、北朝鮮では国民経済の資本主義化が進むにつれ、ファッション事情も急速に多様化してきた。