日本海で大暴れする北朝鮮の「オンナ漁師」たち

それもそのはず、女性が乗り込んだ漁船は一度漁に出ると15日は帰ってこない。水揚げが少ないときには、他の船に高級酒、おつまみ、燃料を渡して魚を買い取り、所属する外貨稼ぎ機関に報告する。実にたくましい北朝鮮の「オンナ漁師」たちだ。そのたくましさには、北朝鮮男性も舌を巻くばかりだという。

連津(リョンジン)、三海(サメ)、洛山(ラクサン)など、清津市の青岩(チョンアム)区域の郊外にある港でも、数十人の女性が水産物の会社を営み、数十隻の漁船を操っているという。

情報筋は、女性の船主はまだ全体の1割ほどだが、この調子だと男性を上回るのは時間の問題だと語る。