北朝鮮権力に「虐殺者の3代目」vs「罪なき4代目」の新たな構図
マレーシア警察は10日、先月13日に同国クアラルンプール空港で暗殺された北朝鮮国籍の男性が金正男(キム・ジョンナム)氏であることを公式に確認した。果たして、遺体の身元はどのようにして確認されたのだろうか。
12日付の毎日新聞(電子版)は、日韓両政府が過去に採取していた正男氏の指紋データをマレーシア政府に提供したと報じた。その一方でマレーシア政府は、遺体を正男氏と確認するためには、親族からのDNAサンプルの提供が必要と繰り返し述べている。指紋に加えてDNAサンプルを入手した可能性が高い。その疑問を解く手がかりとなるのがハンソル氏の動画だ。
「喜び組」暴露され
マレーシア警察が遺体は正男氏と特定する2日前の8日、動画サイトであるYoutubeにキム・ハンソル氏の動画が投稿された。