公開処刑を「見学」に行かされる北朝鮮の小学生たち

それがいかに虚構に満ちた主張なのか、パクさんの証言が雄弁に語っている。パクさんは「収容所を離れた2009年にも同様のことが行われていた」と証言する。収容所の子供は今も虐げられ続けているのだ。

パクさんは高等中学校を卒業してからは、収容所内の炭鉱で働くこととなった。

―炭鉱ではどんな仕事をしましたか? 「発破や採炭などの重労働は男性が行い、女性はトロッコでの石炭の運搬や、選別作業を主に担当していました。私もそうでしたが、時には男性労働者に交じり、発破作業を手伝うこともありました」

―月給はもらえましたか?