北朝鮮の化学兵器の生みの親は、京大出身の化学者

韓国軍は2012年の国防白書で「(北朝鮮は)1980年代から化学兵器を生産し始め、約2500〜5000トンの各種化学兵器を全国的に分散する施設に貯蔵しているものと推定される」とした。

ヘーゲル米国防長官も4日(現地時間)、米上院外交委員会で「北朝鮮が莫大な量の化学兵器を保有している。最近、韓国の金寛鎮国防長官と面談し対応方案について長時間議論した」と話している。

北朝鮮は189カ国が加盟する化学兵器禁止条約(CWC)に加盟していない。国際社会は化学兵器を人道に反する兵器と定め、CWCで化学兵器の開発・生産・備蓄・使用を全面禁止している。