北朝鮮空軍「エジプト極秘派兵」はイスラエルに見破られていた
朝鮮人民軍 海外戦記/中東編(5)
エジプト軍参謀総長のシャーズィリーが北朝鮮からの帰国の途についたのは、1973年4月15日のことであった。
そして、彼が北朝鮮に要請した空軍パイロットと地下施設専門家のうち、地下施設専門家が先にエジプトに到着した。同年5月1日にエジプト入りした彼らは8日間にわたり、シャーズィリーが軍工兵部隊に新設した「地下施設部門」と共に実施研修を行う。
(関連記事:エジプト軍の英雄を驚嘆させた北朝鮮の「地下軍事要塞」)彼らが帰国すると、シャーズィリーはワーキンググループを編成し、地下空港を設計することにした。