北朝鮮で「サウナ不倫」が流行、格差社会が浮き彫りに
サウナには幹部、トンジュはもちろん、一般の人々も多く訪れている。料金は1人6000北朝鮮ウォン(約72円)。農村ではその半分だ。コメ0.5キロから1キロ分ほどの料金なので、財布にも優しい。
このようなサウナには「夫婦湯」と呼ばれるVIPルームがある。利用料は1時間6万北朝鮮ウォン(約720円)で一般の10倍。庶民にはとても手が出ない。
本来、夫婦湯は夫婦であることを示す公民証(身分証明書)を提示しなければ入れないが、幹部やトンジュはカネに物を言わせて堂々と入っているのだ。そのため、庶民の怨嗟の的となっている。