2割が「北朝鮮に帰りたい」…韓国の脱北者3万人、多くが困窮
金正恩政権が本格的に始動した2012年には、国境警備が強化された影響もあり、1502人に急落した。
2015年には1276人と、2003年の水準まで戻っていた。それが今年に入ってから再び増加に転じている。
性別で見ると女性が71%で圧倒的に多く、年齢は20〜30代が58%を占めた。また、学校に在学中の脱北青少年は2701人で、そのうち、中国などの第三国で生まれ、北朝鮮で暮らしたことのない脱北青少年は、51%(1383人)に達している。
移民型の脱北
時代の変化により、脱北の理由も様変わりしている。