北朝鮮兵士ら19人が墜落死…「熾烈な徹夜戦」金正恩が要求
(参考記事:金正恩氏が平壌総合病院の着工式で行った演説全文)「急を要するからといって施工の質を落としたり、質を高めるからといって速度を緩めるのはいずれも党の思想と要求に反することであり、これはわれわれの言う『速度戦』とは縁もゆかりもありません」
しかし、質をないがしろにして、政治的な意図のため無理やり工期に合わせようとするのが、「速度戦」の本質であり、高い質を求めれば、工期が伸びて「速度戦」ではなくなってしまう。また、人民に資すると称して、建設にあたる人民の命をないがしろにする構造にも何ら変化はない。
(参考記事:また死亡事故発生、北朝鮮「血塗られた大型事故」の歴史)現場で働く労働者は安全装置はおろか、食事すらまともに与えられない状況で、近隣の家に盗みに入るなど、市民にとっては平壌総合病院は災難でしかない。
(参考記事:化学兵器で家族を金縛りに…金正恩「権威」裏切る凶悪事件)