高校生3人も公開処刑…北朝鮮「死刑対象」を大幅拡大
処刑された3人のうち、2人は韓流コンテンツやアダルトビデオを流布したとして摘発された。もうひとりは継母を殺害したとして逮捕されていたという。
RFAが北朝鮮国内の複数の消息筋からの情報として伝えたところによると、韓流コンテンツのまん延など反社会主義・非社会主義行為を取り締まる82連合指揮部は飛行場の滑走路に群衆を集めて公開裁判を実施。死刑判決が下され、銃殺刑が即刻執行されたという。
まさに、恐怖政治で国民を支配してきた金正恩体制お得意の「残酷ショー」である。
内部資料では…
両江道の消息筋はRFAに対し、「10代の学生が韓国映画を視聴して摘発されると、最初は労働鍛錬隊(軽犯罪者用の刑務所)送りの処罰を受ける。再び摘発されると5年の労働教化刑(懲役)を受け、両親も責任を問われ教化所(刑務所)に収監される。しかし、韓国映画とドラマを流布したり販売したりして摘発されると、未成年者でも死刑になる」と説明したという。